小規模保育事業()(ゆう)()(えん) 法人設立の趣旨

少子高齢化において、働く母親の役割はさらに増えてきました。

近年、とくに乳幼児(0才~3才)をかかえて仕事・子育て、さらに高齢化した親のケアもしなければならない状況の中、こうした働く母親を支援するため、又乳幼児のため、家庭内保育所「夢遊児園いわい」を平成155月に開設しました。

母親が安心して働けるということは単に「預ける」という次元を越え、より深く、暖かな人間教育が求められます。そういう観点から「夢遊児園」の目指す

「ゆったりと家庭的な雰囲気の中で、自分の遊びを見つけ、優しさと思いやりの心を育んでほしい」

のスローガンの基に密度の濃い保育を目指しています。

 子どもにとって「本当に良い保育とは」子どもから学び取ることを絶対条件として日々努力し、職員の熱意ある「ボランティア精神」の合言葉でやってまいりました。この状況の中「夢遊児園」では経営の透明性・子育て支援の公益性に鑑みNPO法人を設立し、人づくりの原点である乳幼児の保育の果たす役割をしっかりと見つめながら、働く母親の支援を実践し、保育環境をさらに充実できるようにしたいと思っています。

 又、痛ましい乳幼児虐待の報道の多い日々、小学校高学年以上の生徒に乳幼児の保育に参加してもらい、人としての優しさ、人に対しての思いやり、そして、命の大切さを体で感じてもらえるようサポートしていきたい。又、同時に障害児を持つ家庭、介護をしている家族が、明日に向かって力強く生きる力になれるよう、情報交換及び相談支援を実践していきたいと思います。